昭和53年3月17日 「第二中 来春に開校」 

古川市の第二中学校(仮称)建設は53年度中に,54年の債務負担も含めて,屋体まで全部完成,54年度から開校する計画だ。
第二中学校は,古川中学校のマンモス化解消と組合立協和中学校の廃止に伴い54年度から新学区編成によって開校するもの。市の建設計画によると,校舎は,4970平方メートルの鉄筋3階建て,19学級に充当する規模のもので財政計画では,当初予算に2億1800万円を計上,2100平方メートル分を建設,さらに続けて54年度の債務負担で3億3600万円を予算化し,2870平方メートルを建設する方針。
一方体育館は1350平方メートルの広さで,補助申請中であり6月以降の補正予算で計上するなど,校舎の全部と体育館は53年度中に全部完成する計画だ。また,プールについては54年度当初予算に計上してシーズンには間に合わせる方針。
このように施設,設備については54年度4月1日開校に支障を来さない方針をたてている。
これらに伴う学区設定委員会は23日開かれ,第二中学校学区設定に対する答申を行うことになっており,市教委はこれを受けて新中学校学区設定をすることになっている。

昭和53年4月19日 「創立準備委を設置」 

来春4月から創設する古川市立古川第二中学校(仮称)の準備体制を整えるため「古川第二中学校創立準備委員会」が発足,委員の委嘱状交付を兼ねた初顔合わせ会が21日開かれることになった。
第二中学校は,古川中学校のマンモス化の解消と協和中の吸収を図り,駅南団地東部に新設されるもので,第二小学区と敷玉小学区を合わせて54年4月から発足する計画。
同委員会は市教育長の諮問を受けながら学校発足の準備体制を整え円滑化を図るための調査,検討,答申を行うことになる。
委員会の機構は古川中を協和中の職員をもってあて,委員に高橋千冬(古川中教頭),佐々木健児(古川中教諭),村上芳男(同),林信三(同),及川とも子(協和中同),天野昌康(同)の5人が選ばれ,21日に千田教育長から委嘱状が交付される。
委員会の業務としては@校名の検討A校章,校旗,校歌等の設定B教材
教具の整備(視聴覚,特別教室,理科,音楽,家庭,集会室,教室備品,その他など)C生徒の制服,き章D生徒の通学E生徒会の組織F校外補導組織GPTA組織Hその他学級編成,緑化,など具体的で専門的な問題について調査,検討することになっている。
21日に第一回委員会を受け,これらの具体的な説明で諮問を受けたあとただちに作業に入り,8月25日までに答申することになっている。

昭和53年6月1日 「来年二月に完成」 

屋体も開校までに完成
54年4月から開校される古川市立古川第二中学校(仮称)の校舎新築工事の現場説明がきのう31日に行われ,入札は10日行われることに決まった。
同校舎は新幹線駅南団地東方の馬寄字川西地内の34000平方メートルに鉄筋3階,延べ5619.35平方メートルの校舎で,1階が普通教室4室のほか,技術,調理,家庭,保健の特別教室,事務,校長,応接,職員の各室がある。
2階は普通教室9,美術,特活,理科,生徒の各室,3階は普通9のほか図書,視聴覚,音楽,資料などの各室で,普通教室は合わせて22教室になる。(写真は第二中学校完成予想図 )

昭和53年8月24日 「準備委はあす答申」 

来春開校で準備進む第二中
来春4月開校予定の古川市立古川第二中学校(仮称)の内部的な充実策を検討している学校サイドの準備委員会(高橋千冬委員長)は25日,また,PTAサイドで施設や通学路など環境充実検討の第二中建設促進協議会(佐藤五郎会長)も9月7日ごろそれぞれ答申要望を固め市や市教委などに提出する予定だ。市側はこれを受けて早急に予算を伴うものは9,12月議会で措置し,対応する方針。まず,学校サイドで検討を進めている第二中学校創立準備委員会はこれまで@校名A校章,校旗,校歌B施設設備C生徒制服D通学(通学路など)E生徒会FPTAGその他(部活,修学旅行など)の8項目をテーマに検討を重ねてきたが,25日午後1時半から同委員会を開き市教委に答申することになった。この答申によって第二中学校運営に関する全容が具体化し市教委で検討,決定する。
一方,今月10日,第二中学区内に入る第二小,敷玉小,古川中,協和中の四校PTAで仮称古川第二中建設促進協議会がスタートし,「教育効果をいかんなく発揮できる施設設備」の充実を目標に@校舎A体育館B運動場CプールD通学路EPTAの六専門委員会に別れて検討を重ねてきた。
同会の今後のスケジュールはきょう24日の松山中の統合中を視察,28日全体会,そして9月7日にそれぞれの要望をまとめて市,市議会,市教委などに提出することにしている。
市はこれらを受けて具体的な検討に入り,急を要するものから予算措置をするなど他校と格差のない状態で発足をみる考えだ。
第二中学校校舎は来春の完成を目指してハイピッチで工事が進められており,屋体も54年度事業の債務負担行為で9月議会に工事請負契約を提案,直ちに発注して校舎,屋体ともに開校時点から利用できる見込み。さらにプールは54年度事業として早期発注しシーズンには利用出来るよう計画している。
また,第二中学校の学区編成については,第二小,敷玉小,それに協和中学区でもって構成し,通学路など通学の実態を見た上で多少の微調整もあり得るという方針も明らかにしている。

昭和53年8月27日 「教育環境は同基準」 

校名「東中」の線が強い
仮称古川市立古川第二中学校創立準備委員会(高橋千冬会長)は25日に市教委から諮問されていた同中学校運営に関する諸問題について答申した。答申は「校名」を除いた7項目で特に施設設備や制服,部活動その他生徒に直接関係するものについては,現古川中の内容と出来るだけ差をつけないことを前提にしている。
答申事項は@校名A校章,校旗,校歌B施設設備C生徒の制服D生徒の通学E生徒会FPTAGその他などで,それぞれ具体的に事由意見などを添えて答申している。それによるとまず校名についてはさまざまな問題点派生が考えられるので,同委員会の分野から除くとしてタッチしていない。このため市教委の分野で設定することになるが,これまでのところ,過去の統合中学校名(北中,西中)などからして「第二中」の校名は抵抗があり,「古川市立東中学校」の線が強い−という見方もあり,同教委は関係機関との協議の上設定し出来れば9月定例議会に協和中の廃止と東中学校(仮定)の新設について「市立学校の設置に関する条例の一部改定」を提案したい考えを示している。
次に答申は,校章,校旗,校歌などについては校名が決定された時点で学区内の生徒,父兄から公募して年度内に設定するとし,施設設備は現古川中学校とほぼ同基準で計画的に整備,体育館は特に暖房施設が欲しい−としている。また,生徒の制服,運動着については,現古川中と差をつけないことを前提に@女生徒の制服は新一年生から,2・3年生は現在のものA運動着は中体連の関係上生徒が新しいものを着用するが,校内での場合は2.3年生は現在のもの,となっている。
通学路については@現在の協和中,古川二小の通学路を当分の間はそのまま利用A108号線の古川駅前から李埣間は歩道新設を働きかけるB宮内学校間,李埣学校間の農道整備を開校まで間にあうよう舗装する。
生徒会については現在の古川中のものに準ずる,部活動は現在協和中が8部,古川中が18部だが,これを古川中並の18部にする,このほか修学旅行,生徒手帳など細部についても現古川中のものに準じて検討し,生徒の学校生活環境を大きく変えず,校舎など施設が新しい−程度に抑えたい考えを同答申は示している。
また,さらに新中学校への机,イスなどの搬入も修業式後に行いスムーズに移転出来るよう配慮している。
一方,市教委はこれらの答申に基づいて予算的な面も考慮して検討実施する方針で,来年4月からは新中学校の規模は19学級(うち特殊1)750人,現古川中は20学級,800人になり,昭和60年には新中学校が21学級,840人,古川中は26学級,1050人にふくれ上がる見込みだ。

昭和53年9月17日 「学区編成速やかに」 

PTAサイドで検討し要望
古川市の仮称第二中学校設立についてPTAサイドで検討していた「仮称第二中学校建設促進協議会」=佐藤五郎会長=は16日,市と市教委に対して,学区編成を速やかに−など5項目にわたる要望を提出した。
同促進協議会は,仮称第二中学校の学区に入る第二小,敷玉小,古川中,協和中の4校PTA代表で8月10日に設立,来春4月から新設される仮称第二中学校の諸問題についてPTAサイドで検討していた。
検討の目的は「仮称第二中を,教育効果が十分発揮できる近代的な施設,設備づくり」に置き,校舎委員会,体育館同,運動場同,プール同,通学路同の専門委員会を編成,それぞれに詰めた。
16日は,市に対して陳情書,教委に対しても陳情の形で提出されたが,市に対する陳情書によると参考資料として各専門委員会の所見,意見のほか総括的な要望として,@地区民の精神的混乱を省くため速やかに学区の編成をされたいA仮称第二中の設立に当たっては将来を見通して,仮称古川第二中学校学区設定協議会ならびに創立準備委員会の答申を下回らないよう進められたいB仮称第二中の諸施設設備は開校時点で完備し,学校としての機能が十分発揮でき生徒はもちろん地区民の不安をぬぐい去るよう配慮されたいC仮称第二中の建設にあたっては使用者(学校)ならびに地区民の要望,意見を十分参酌されたいD将来の展望にたって開校時点で学校給食の設備をされたい−としている。先に答申のあった学校サイドの創立準備委員会(関係校教諭で組織)の学校サイドの要望と,今回のPTAサイドの要望が出そろったことから,市,市教委では,これらの答申を出来るだけ反映させた新しい中学校の体質骨子を固める方針だ。

昭和53年10月24日 「次第に全容現す」 

古川二中新校舎はかどる
古川市馬寄字川西地内にこの6月から着工した古川第二中(仮称)の校舎新築工事が順調にはかどり現在2階分の工事が進められている。
校地は駅南の新興住宅圏の東南方の水田を埋め立て造成されたが校地につながるメーン道路の工事も並行して行われている。
総面積5619平方メートルの鉄筋コンクリート3階建て新校舎が完成を待ち,来年度には新しい中学校がいよいよ開校を迎えることになる。

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《その1》

  古川市立古川東中学校は, 今年で創立23周年を迎えます。
開校までの経緯,開校当時の学校の様子を,当時の新聞記事をもとに
ふり返っていきます。         (資料提供:「大崎タイムス」)

東中の歩み